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屋根リフォームの流れ
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施工に入るまで
お電話、メールなどでお問い合わせをいただくと、
概要をお聞きした上でまずは調査に伺います。
屋根にのぼらせていただき、瓦の割れ、欠け、剥がれ、ズレなどの確認や、瓦をめくって下地の点検を行います。
雨漏りの原因になりやすい谷樋や壁の状態も併せて調べます。
お写真で分かりやすい
報告書
と、
必要な補修
、それに要する
費用
をお伝えします。ご納得いただければご契約となります。
もし予算が合わない場合には、緊急に行うべき補修と、後からでも良いものなどに分けてご提案することもあります。
どのようなスケジュールで屋根葺き替えが進んでいくかをご説明します。
大掛かりなものではお客様のストレスも溜まりやすいので、ここで十分にすり合わせをしておくことが大切です。
工期は和形瓦で
屋根面積の大きいお宅だと2~3週間、一般的な大きさのお宅で10日~2週間、平板瓦の場合は4日~1週間というのがめやす
です。
葺き替えの際、道路を使用する場合は、最寄りの警察署で道路使用許可の申請をします。
また、近隣のお宅に着工前のご挨拶をします。
高所作業のため、安全に作業を行うための足場の設置をします。
また、落下物によりお客様や近隣の方々に危険にさらさないよう、防護ネットなどの安全対策の徹底をします。
いよいよ施工!
瓦土や瓦の破片などを掃除します。
下葺き材や、桟木なども撤去します。
垂木の状態が悪い所は補修し、平らでない所は当て木をした後、針葉樹合板を張ります。
下地工事の出来次第で仕上がり具合が変わる
ので気は抜けません。
下葺き材
(ルーフィングと呼ばれ、防水機能がある)に穴やキズが付かないように、野地面にタッカー(建築用ホッチキス)で留めていきます。
瓦をひっかけて止めるための
桟木
を打っていきます。
縦桟木を垂木上に張り、瓦の葺き足寸法で墨を打ち、瓦桟木を縦桟木上で固定します。
これでようやく瓦を葺く準備が整いました。
瓦を上げ、屋根面に仮置きします。
横の瓦割りをし、軒瓦・袖瓦を3か所止めで葺きます。
桟瓦は全数釘打ち、またはビスで固定します。焼き物である瓦は1枚1枚微妙に色や形が異なっています。
並んだ時にいかに美しく見えるように葺くかは、瓦葺き職人の腕の見せどころです。
職人さんたちは皆、一瞬の判断で瓦を選別し葺いていきます。
鬼瓦を設置し、棟土には瓦専用モルタルを使用し、のし瓦を緊結して積みます。冠瓦をかぶせて完成です。
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